2021.08.07
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8月7日は花の日。
「は(8)な(7)」の語呂合わせから決められたそうです。
実は市島酒造の商品にも「花」の絵柄が使われているものが沢山あります。
みなさんが市島酒造や王紋と聞いて、どんな花を思い浮かべますか?
例えば「藤の花のお酒」というところから「藤の花」をイメージする人もいるかも知れません。
あるいは「かれん」という商品から「蓮華の花」をイメージする人もいらっしゃるかも知れませんね。
実は、長く親しまれている「王紋」のラベルに花が描かれているのをご存じですか?
市島酒造の代表銘柄である「王紋」のラベルには何やら植物の葉の様な絵柄が描かれています。
この葉は「アカンサス」と呼ばれる花の葉です。
アカンサスとはハアザミのことを指します。
日本ではあまり馴染みがありませんが、元々地中海沿岸の原産だそうで、ギリシアの国花でもあり、古代ギリシア建築の柱の頭はアカンサスを意匠化したものと言われているそうです。
では何故、王紋のラベルにはアカンサスが描かれているのでしょうか?
王紋のラベルにアカンサスの葉を取り入れたのは4代目 市島長松の時代
王紋のラベルにアカンサスが描かれるようになった理由。
それは欧州に醸造留学を行った4代目、市島長松の時代です。
市島長松は昭和初期に欧州へ醸造留学に渡り、様々な文化に触れることで感銘を受け、醸造への取り組みやラベルデザインなど様々な面で新しい取り組みを始めます。
そして市島長松は欧州で「芸術」「技術」の象徴であるアカンサスの葉が気に入りラベルに取り入れることになったのです。
アカンサスには「贈る者同士に別れは訪れない」という花言葉があります。
王紋のラベルにアカンサスが取り入れられた背景には、王紋もそのようなお酒となれるようにとの思いがあったと言われています。
日本酒には「飲み物」という側面もあれば「贈り物」という側面もあります。
贈る者同士の絆をより強くする、そんな皆さまに喜ばれる日本酒を作り続けていきたいと思います。
たまには原点に戻って、王紋の普通酒も美味しいですよ。
王紋 普通酒 720ml
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