2019.11.22
ブログ
あちこちの酒蔵の軒先に、杉の葉を束ねた玉が下がっているのにお気付きですか?
お酒の神様を祭る奈良県三輪山の大神神社が、杉の木を御神木とすることから来る伝統的な習慣です。軒先に新しい酒林を吊るして、皆さんに「新酒ができました~」とお知らせする役目も果たしています。
《当蔵の軒先に下がっている酒林》
市島酒造では杜氏さん自ら、「良いお酒ができますように!」と気合を込めて大きな酒林作りに励んでいます。
材料となる杉の葉も自ら山で採取してきたとか。
でも、杜氏さん—-今年のお酒の初絞りは無事に終わっていますけど—
工場のスケジュールに押されて、酒林完成まであと数日かかりそうです。
皆様、新しい酒林が下がるまであとしばらくお待ちください。