2019.11.25
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新潟市江南区にあり豪農の館として知られる北方文化博物館にはフジの大棚があり、
毎年GW頃には薄紫色の花がフジ棚いっぱいに広がり、訪れる人の目を楽しませています。
既に報道されているように、同館では横越商工会や新潟大学と連携して敷地内に咲くフジの花からお酒造りに適した酵母を発見、
新潟県醸造試験場において試作品の仕込みにも成功しています。
みごとに咲き誇るフジの花
北方文化博物館提供
このフジの花酵母のお酒造りを、市島酒造で引き受けさせていただくことになりました!
写真は北方文化博物館での打ち合わせの様子です。同館の役員の皆さんに当蔵の数種類のお酒をお持ちし、どのような味や香りを目指すか話し合っているところです。
初めて扱う酵母であるところへ香り、切れ味などたくさんのご意見をいただき、当蔵の杜氏(右側手前)も緊張の面持ち—-。
このほかにも何回か綿密な打ち合わせを重ねて、いよいよ仕込みに入りました!
来春の開花時期に合わせ、当蔵で醸造させていただいたフジの花酵母のお酒が北方文化博物館でお披露目となります。ご期待ください!