2022.10.11
ブログ
こんにちは!もんちゃんです。
以前Twitterでご紹介したこの器具、覚えていらっしゃいますでしょうか?
_人人人人人人人人人人人_
> 突然お酒クイズ!! <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
■問題■
この装置は何をするものでしょうか?
さあ(蔵元関係者以外の)みんなで考えよう~🤗
…あ!そこの蔵元ツイ担さん!答え言っちゃダメよ!!😂 pic.twitter.com/WmvUNXDB9A— 王紋酒造 【公式】🍶 (@aumont_sake) September 29, 2022
「ろ過装置」とご紹介したこの器具。
この装置は日本酒の瓶詰め最終工程のラストに設置されているもので、万が一の異物などをせき止める役目があります。
中身をバラすとこんなかんじです。
▲意外にも、バラバラにすると様々なパーツが内部から飛び出てきました。
そして鉄の塊なので、とても重いです…もんちゃんも片手では持てませんでした(;・∀・)
中にはハイテクなフィルターを封入してあり、それなりの圧がかかるため動かないように重くなっています。ちなみにこのハイテクフィルター、1枚で諭吉さんが…いややめておこう(笑)
▲フィルターの目の細かさは種類があり、状況によって使い分けます。
そして、日本酒について詳しい方ならご存知かと思いますが、
日本酒の濾過はこれだけではありません。
もっと大型のろ過装置を使い、瓶詰め作業をする更に前にあらかじめ濾過作業を行っています。
それがこちら。
▲濾過具合を確認する蔵人の目は真剣そのもの。
年季の入った機械ですが、複数のフィルターを装着後油圧で圧着、そこに濾過したいお酒をポンプ圧で押し込むことができます。
「無濾過」とつかないお酒は基本的にこの濾過装置をつかって異物混入を防ぐことはもちろん、近年は「透明度の高い清酒」が好まれるため、お酒の濁りやおりを除去したり、雑味を取り除いてのみやすいお酒になるよう調整しています。
食品ですので、安心と安全を第一に心を込めてお酒を作っています。
王紋酒造はこれからも皆様の日本酒ライフのために、心地よいお酒を醸してまいります。