ブログ

2019.12.27

ブログ

フジの花酵母のお酒、搾り成功!

以前ブログで紹介させていただきましたが、当蔵では新潟市の観光名所・北方文化博物館と連携して、同館のフジの花の酵母を使ってお酒の仕込みを行っております。お酒の発酵が順調に進み、12月初旬に搾り作業が無事に終了しました! 杜氏さんによると、普通のお酒は発酵の際にリンゴやメロンに近い香りがするが、フジの花酵母のお酒は、マスカットのような香りだったそうです。楽しみですね!早く飲んでみたいです。現在この原酒は、豊かな香りを漂わせながらタンクで大事に保存されています。

タンクで保管される搾りたてのフジの花酵母の原酒

 

先日、北方文化博物館の皆さんに来社いただき、この原酒をどのような商品に仕上げるか、相談しました。原酒のアルコール度数は17%です。割り水をしてアルコール度数を16%や15%に調整すると、風味がどのように変わるか、どのタイプが観光客の皆さんに受け入れられそうかなど、慎重に協議が進められています。

杜氏(左列中央)と協議する北方文化博物館の皆さん

 

2020年のゴールデンウィーク頃、北方文化博物館のフジ祭りに合わせて、この珍しいお酒がお披露目になります。ご期待ください!