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2021.08.02

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秋のお酒「ひやおろし」とは?

いよいよ8月に入り、暑さも本番ですね。
8月が終わればあっという間に秋がやってきます。

さて、秋のお酒と言えば「ひやおろし」
王紋 市島酒造も「王紋 純米大吟醸 ひやおろし」の出荷が9月の初旬から始まります。

この「ひやおろし」についてブログを通して数回に分けてお伝えしていきたいと思います。

今回は「ひやおろし」というお酒はどんなお酒かについて江戸時代、そして現代のひやおろし事情についてまとめたいと思います。

そもそも「ひやおろし」とはどんなお酒?

「ひやおろし」とはなにか。
日本酒は古くは江戸時代、冬に絞られた新酒が劣化しないように春先に火入れをした上で大桶に貯蔵していました。そして暑い夏を越して涼しくなった秋口に、二度目の火入れをしない「ひや」の状態で出荷した(=おろした)ことから「ひやおろし」と呼ばれ、秋の酒として珍重されてきました。

醸造技術や冷蔵設備が進化した現代でも、冬に仕込んだお酒を夏の間ひんやりとした蔵のタンクに眠らせて熟成を深め、秋に出荷するお酒のことを「ひやおろし」と言います。

熟成を深めることで、香りが円熟し旨味がのった状態のことを「秋あがり」と言うので、ひやおろしの別名として秋上がりと言うこともあります。

酒蔵によって変わる「ひやおろし」の定義

実は「ひやおろし」という名前を冠していても、厳密なきまりがある訳ではありません。
そのため、販売し始める時期も、製法も酒蔵によってまちまちです。

大きな違いとして、二度目の火入れをするか、しないか、というところ。
酒蔵によってはひやおろし」と言いながら二度目の火入れをしている酒蔵さんもあるとのことです。

市島酒造の「ひやおろし」のこだわり

市島酒造では昔ながらの製法にこだわり、二度目の火入れは行なわず、生詰めにこだわっています。

生詰めすることによって、低温タンク内でゆるやかに熟成させることによって生まれる穏やかで落ち着いた香り、滑らかな口当たりからのまろやかな旨味と甘さをそのまま味わうことができます。

市島酒造のお酒や「ひやおろし」を飲んだことのない人にも是非飲んでいただきたい。
それが市島酒造の「ひやおろし」です。

9月の日本酒はぜひ「王紋 純米大吟醸ひやおろし」を新潟の酒販店、オンラインショップで手に取っていただき、大切な家族・友人とのひとときや会社の飲み会に秋の味覚と共に飲んではいかがでしょうか。
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市島酒造オンラインストア
https://www.ichishima-shuzo.shop/

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