2021.08.12
ブログ
毎日、暑い日が続きますが体調はいかがでしょうか?
市島酒造がある新発田市のお隣、胎内市は何度も日本最高気温を叩き出している地域なので、新発田市もとても暑い街です。
そんな暑さが終わればもう9月。
王紋 市島酒造も「王紋 純米大吟醸 ひやおろし」の出荷が9月の初旬から始まります。
この「ひやおろし」についてブログを通して数回に分けてお伝えしていくこの企画。
前回は「ひやおろし」とはどんなお酒なのかをまとめましたので未読の方は是非、そちらの記事もご覧いただければ幸いです。
今回は「ひやおろし」というお酒は何故、美味しいのかをまとめたいと思います。
前回のブログで「ひやおろし」とは冬に絞ったお酒を夏の間ひんやりとした蔵のタンクに眠らせて熟成を深めると書きました。
では低温タンクで熟成を深めるとお酒にどのような変化があるのでしょうか?
一つ目の変化は熟成を進めることによってアルコールや酸度が円熟し、まろやかな味わいに変化することで非常に飲みやすくなります。
二つ目の変化は味わいのバランスが変化することで、より旨味を感じるようになります。
三つ目の変化は香りの変化です。低温タンク内で熟成を進めることで香りがより柔らかく落ち着いた香りとなります。
残念ながら「ひやおろし」にすればどの酒でも美味しいとは限りません。
日本酒は主には水・米・麹によって作られる訳ですが、水や米、麹によって熟成に対して向き・不向きがあります。
出来たて、しぼりたてが美味しい日本酒もあれば、古酒となってから真の実力を発揮する日本酒もあります。
そのため、お酒によっては単に「ひやおろし」というだけで美味しいとは限らないと言えます。
実はほとんど知られていないことですが、市島酒造の「ひやおろし」は「ひやおろし」用に醸造した日本酒になります。
もちろん普通に飲んでも美味しい日本酒ではありますが、「ひやおろし」にして最も美味しい味のバランスになるように仕込んだ日本酒が市島酒造の「王紋 純米大吟醸 ひやおろし」なのです。
冬に絞った純米大吟醸酒を低温タンクに貯蔵し、ゆるやかに熟成させることで穏やかで落ち着いた香り、滑らかな口当たりからのまろやかな旨味と甘さを味わうことが出来ます。
市島酒造では二度目の火入れを行わず生詰めを行うことで、熟成された旨味をそのまま味わうことができます。
市島酒造のお酒や「ひやおろし」を飲んだことのない人にも是非飲んでいただきたい。
それが市島酒造の「ひやおろし」です。
9月の日本酒はぜひ「王紋 純米大吟醸 ひやおろし」を新潟の酒販店、オンラインショップで手に取っていただき、大切な家族・友人とのひとときや会社の飲み会に秋の味覚と共に飲んではいかがでしょうか。
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この機会に是非、一度チェックしていただけると幸いです。
オンラインストアURL
https://www.ichishima-shuzo.shop/
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